株式会社 アプリボット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:浮田光樹)のクリエティブスタジオ「SSS by applibot(トリプルエス バイ アプリボット)」に所属する、イラストレーター・アニメーション作家、米山舞が約2年ぶりとなる個展「arc」を、2025年12月6日(土)よりGINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMにて開催いたします。
アニメーター・イラストレーター・映像ディレクター・アーティストとして歩んできた米山舞の約2年ぶりとなる本展は、これまで様々な表現の掛け合わせを模索し、作品に新たな価値を生み出してきた米山による、“動き”の概念を空間に表現する試みです。
壁面に並ぶ一枚一枚のカットによって描かれる連続性、時間をテーマにした作品の視線誘導、そして彫刻を含めた立体インスタレーションによって、アニメーションの軌跡とその背後にある思いを可視化します。
米山舞は、UV印刷など新しい技術や手法をいち早く取り入れ、イラストレーション展示の新たな可能性を切り拓いてきました。
多様な表現があふれる今、あらためて「描く」「創る」という行為そのものと向き合い、自身の中に積み重なった思考や感情を浄化しながら新たな形へと昇華することを目指しています。
そのプロセスを成長の曲線として表現するのが、本展「arc」です。
加えて完全アナログのドローイングやアニメーション、シルクスクリーン、デジタルプリントなど、多様な技法による新作を多数公開いたします。
タイトル「arc(円弧・曲線・成長過程)」が示すように、一つ一つの瞬間が結びつき、作家自身の成長の軌道を描く空間として、創作が続いていく動きをご体感ください。(※作品は全て販売予定)
◼︎開催概要
名称:YONEYAMA MAI EXHIBITION “arc”
期間:2025年12月6日(土)~12月28日(日)
時間:11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場:GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
⼊場:無料
共催:銀座 蔦屋書店 / 株式会社アプリボット
協力:SSS by Applibot
公式SNS:https://x.com/info_YONEYAMAI
会場では、2023年に発売した作品集『EYE YONEYAMA MAI 米山舞 作品集(パイ インターナショナル刊)』を収納した、新規描き下ろしイラストを用いたスリーブ付き画集の、数量限定 特装スリーブ版を先行販売します。好評につき完売した過去の個展グッズも販売いたします。
会期中にはサイン会やトークショーも開催を予定しております。詳細は公式Xにて随時お知らせいたします。
◼︎特装版用に描き下ろされた新規アート「EYE ‘25」



また個展に先立ち、11月より銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)にて開催されるクリスマスフェア「You are the star」に「EYE ‘25」のクリスマスver.がメインビジュアルとして11月中旬より店内特設ディスプレイにて展示されます。ビジュアルを使用したグッズキャンペーンも予定しております。
クリスマスフェア開催期間:2025年11月1日(土)~12月25日(木)
◼︎クリスマスフェア用に制作した新規アート「EYE – noël」

◼︎米山舞について

長野県出身。
イラストレーター・アニメーター・アーティスト。アニメーション会社に在籍したのち2018年からイラストレーターとして装画・広告などを手掛け、映像監督としてもCMやMVなどで印象的な作品を発表している。
また、精力的に個展を行う中で最新技術を探し出し、デジタルイラストレーションの可能性を常に模索し作品を発表している。
2019年には初個展となる「SHE」、2021年個展「EGO」を開催、2023年PARCO MUSEUM TOKYOにて開催された「EYE」はアクリルにUV印刷を施したレイヤー作品を多く発表し業界内外で注目を集めた。
イギリス・ロンドンのサーチギャラリーで開催された展覧会「START ART FAIR2021」に出展した作品『00:00:00:00』は16枚の作品から構成される集合作で、時間芸術と空間芸術の組み合わせによるアニメーター出身のイラストレーターとしての来歴を象徴するような作品になっている。
略歴
「キルラキル-KILL la KILL-」総作画監督補佐/作画監督/原画
「キズナイーバー」キャラクターデザイン/作画監督
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」作画監督/エンディング演出・作画
「プロメア」ビジュアルデベロップメント
「サイバーパンクエッジランナーズ」EDアニメーション監督/絵コンテ/演出/原画/撮影
「Newパンティアンドストッキング」バンクシーン原画
「RADIO EVA」キービジュアル
「YOKU/Eve」アニメーションディレクター/絵コンテ/キャラクターデザイン/原画
カネボウ化粧品「KATE」キービジュアル/パッケージビジュアル
「LAZARUS」EDアニメーション監督/絵コンテ/演出/原画
出展歴
2019年 個展「SHE」pixiv WAEN GALLERY
2021年「START ART FAIR2021」出展
2021年 個展「EGO」anicoremix gallery
2023年 個展「EYE」PARCO MUSEUM TOKYO
2024年「ARTISTS’ FAIR KYOTO2024」 選出
2024年「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」出展
◼︎米山舞:作家ステートメント
自分にとってアニメーションは、瞬間の繋がりによって生命を吹き込まれたものです。
アニメーション制作の現場においては、多くの人との関わりがあり、それぞれ相互的に点状の作業が結びつき、線のようにまとまって、最終的には表現として生み出されています。その背景には表面からは観測できない、かけられた時間や込められた思い、感情が確かに存在しています。
この事実は私自身の表現においての歩みにも共通していると日々の制作を通して実感してきました。
そこで描かれた線は真っ直ぐに紡がれたわけではなく、何かから脱却しようとする過程や解釈によって浄化されていく過程を経て、曲線的に変化を続けているように思えます。
幼少の時に観たアニメーションの変身シーン、登場人物が危機から脱するシーンにも自分を投影していたこともあり、ある状態から違う状態へと変化する過程や、葛藤や苦難を経た先にある成長やカタルシスに惹かれ、それを自分が触れてきたアニメやコミック、イラストレーションの文化の中で培った技法で表現しています。
今回の個展「arc」では、そのような自分自身の成長の軌跡、そしてアニメーションの中にある「見えない尊さ」を重ね合わせた時間と手仕事の痕跡を「曲線」として残そうと思い作品制作を行いました。
この空間を通して、瞬間の価値と、その前後や背後にある繋がりの存在を感じてもらいたいと考えています。
米山舞
X:https://x.com/yoneyamai
Instagram:https://www.instagram.com/yoneyamai/
■会社概要
社名 株式会社アプリボット http://www.applibot.co.jp/
所在地 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立 2010年7月7日
資本金 1.2億円
代表者 代表取締役社長 浮田光樹
事業内容 スマートフォン等次世代端末を利用した各種情報提供サービスの企画・制作・運営